”美容皮膚科診療”についてのよくある質問
”美容皮膚科外来”予約・受診について
Q.予約はいつからできますか?
A.美容皮膚科外来は、完全予約制です。電話でのご予約は、1ヵ月前(土曜日は2ヵ月前)より可能です。
土曜日の受診を希望の方は、1〜2ヶ月前までの予約をおすすめします。
平日の受診を希望の方は、1~2週間前までの予約をおすすめします。
予約の変更、キャンセルは休診日を除く2診療日前の診療終了時間までに必ずご連絡下さい。(例:月曜日の予約を変更する場合なら金曜日の夕方6:00まで。なお祝日や年末年始などは除いて算出させていただきます。)
無断キャンセル(連絡なし)および前日・当日キャンセル/変更が5回目以降の方はキャンセル料5,000円を次回来院時に申し受けます。(キャンセル日から2年経過まで回数蓄積されます)
ご都合で来院できなくなった場合は、必ず電話で予約取り消しを行ってください。 ご連絡のないキャンセルをされた場合、ご予約を承れなくなることがあります。
※予約時間を15分以上遅刻されるとキャンセル扱いになりますので、ご注意ください。
Q.18歳以下でも治療は可能ですか?
A.当院では未成年の方が美容の施術を希望された場合は、保護者の方の同意書が必要になります。必ずご一緒にご来院ください。ご注意ください。
Q.男性でも治療は可能ですか?
A.当院では2021年5月から、男性の美容の施術も行います。
Q.妊娠中、授乳中でも治療は可能ですか?
A.妊娠中、授乳中の美容施術はお勧めしておりません。
また当院には託児所がありません。施術中はお子様の手に触れたり、目に入ったりすると危険なものがあるため、お子様を預けてきてくださるようにお願い申し上げます。
Q.初診料について?
A.美容皮膚科外来を初診の場合は、初診料が別途¥3,000-かかります。初診時は本人確認のために保険証を、美容治療をご希望の方は洗顔用のタオルとメイク道具をご持参ください。 (最終来院より2年以上期間があいた場合は初診料が再度必要となりますのでご了承ください。)
Q.一般皮膚科との違いは?
美容皮膚科外来では、主ににきび、シミでお悩みの方を中心にケミカルピーリング、フォトフェイシャル、YAGレーザー、ダーマペン治療、水光注射などを施行しております。
保険での診療をご希望の方は一般皮膚科の受診をお願いします。
また、美容皮膚科外来と一般皮膚科外来の同一日の受診は不可となっております。その場合は、混合診療となりますので、一般皮膚科での診療も保険が効かなくなります。(美容皮膚科外来は自費での診療となっておりますので、保険が効きません。)
例えば、肌荒れ治療の場合は、一般皮膚科で健康保険による外用薬や必要なら内服薬などによる治療、美容皮膚科では化粧品のアドバイスなどを自費(健康保険はききません)で行っております。
ニキビ治療の場合は、一般皮膚科で健康保険による外用薬、内服薬による治療をした後に、美容皮膚科外来で自費でニキビ跡の治療をしていくような過程になると思われます。
”シミ”について
Q.シミの種類で治療法は異なりますか?
A.シミの種類はさまざまで、日光性色素斑、雀卵斑、炎症後色素沈着、脂漏性角化症、肝斑などがあり、同時にできることも多いのです。症状や季節、年齢、ライフスタイルによって治療法が異なりますので、一度美容皮膚科外来を予約の上診察されることをお薦めします。
美容治療施術(ケミカルピーリング、フォトフェイシャル:ライムライト、アキュチップ、脱毛、肝斑トーニング)後に起こりうる変化や感覚について
Q.美容治療施術後に起こりうる変化や感覚について教えてください。
A.ケミカルピーリング、フォトフェイシャル:ライムライト、アキュチップ、脱毛、肝斑トーニング、レーザーピーリングなどの施術の後、まれに術後1週間ぐらい赤み、かさつき、乾燥、軽度の毛包炎(吹き出物)、熱感が起こることがあります。この場合、当日は濡れタオルなどで冷やし、翌日からは日焼け止めや保湿剤で保護していただけば徐々に改善いたします。大きな水ぶくれなどの異常がみられるときは、早めに連絡し診察を受けてください。
”フォトフェイシャル”について
Q. 治療は痛みがありますか?
A.照射する瞬間にまぶしさと輪ゴムでパチンとはじかれるような感覚があります。
Q. 施術時間はどれくらいかかりますか?
A. ライムライトは5~10分程度かかります。ピンポイントでアキュチップを重ね打ちする場合もあります。
Q. 施術後メイクはできますか?
A. 治療後すぐに洗顔、お化粧が出来ます。 日焼け止めを塗るなどの紫外線対策をしっかり行ってください。
Q.フォトフェイシャル後かさぶたはどれくらいで取れますか?
A.通常1~2週間前後で取れます。無理に取らないようにして下さい。
Q.何回受診するのが最適ですか?ペースは?
A.経過と効果には個人差がありますが、約1ヵ月の間隔をあけて3回以上の治療を繰り返すのが理想的です。それを継続することでさらなる改善を認めます。
Q.フォトフェイシャル後かさぶたが出来ないのですが大丈夫でしょうか?
A.治療を繰り返していくと徐々にかさぶたができにくくなってきます。その場合でも、肌の内部の紫外線ジミに効いていますので将来出てくる予定のシミを減少させる効果や、肌のコラーゲン量を増加させる効果がありますのでご安心ください。
Q.夏場は治療に向いていないのですか?
A.フォトフェイシャルは、季節に関係なく行えます。但し、紫外線の強い時期はいつも以上に紫外線対策に注意が必要です。
Q.美容外科で注入をしたのですが、フォトフェイシャルはどれくらい間隔をあけたらできますか?
A.ヒアルロン酸注射などは、直後にフォトフェイシャルを施術しても特に問題ないといわれていますが、ボトックス注射の場合は、熱によるボトックスの変性の可能性も否定できません。そのため、当院では注射の種類に問わず注入2週間 以降よりフォトフェイシャルの照射を行っています。
”シミ取りレーザー”について
Q. シミ取りレーザーを1回照射するだけでシミは取れますか?
A.通常のシミ(日光黒子)の場合は1回の照射で7-8割程度まで薄くなります。但し、施術後紫外線対策やビタミンCの内服、ハイドロキノンの外用などを行わなければ、2~5年程度で再発・新生することもあります。
Q. 治療は痛みがありますか?
A.照射する瞬間に輪ゴムでパチンとはじかれるような痛みが数分続きます。
Q.シミ取りレーザーした部分が内出血、水ぶくれになっています。大丈夫でしょうか?
A. 内出血の範囲が広い場合、水ぶくれが細かくなく大きい場合は一度電話で予約の上受診ください。
Q.シミ取りレーザー後かさぶたが出来ないのですが大丈夫でしょうか?
A.シミ取りレーザー後のかさぶたは、擦り傷の時にできる出血で盛り上がるようなかさぶたではなく、以前のシミより少し濃くなって見えるような薄いかさぶたです。ご休心ください。
シミ取りレーザー後のかさぶた、かさぶたが取れた直後の赤み、処置用の軟膏と茶色いテープとガーゼをしている画像です。
【シミ取り治療後のご案内】
・当日は、傷やガーゼが濡れないようにお気をつけ下さい。
・2日目以降は、シャワーや洗顔の最後でガーゼを取り、やさしく石けんで洗って下さい。
※(2週間、朝夕2回軟膏をスキンケア後に外用して下さい。メイクは処置部以外、通常通り行って問題ありません。ガーゼを貼る必要はありません。)
・次は、かさぶたが取れたら電話予約し、シミ取り後診察を受診して下さい。
Q.シミ取りレーザー後かさぶたが取れません。大丈夫でしょうか?
A.シミ取りレーザー後のかさぶたが取れる期間は、早い方で1週間、通常は2週間、時間がかかる方は3週間ほどかかります。無理に剥がすと炎症後色素沈着になる恐れがありますので、処置後2週間すぎてガーゼが出来ない場合はコンシーラーを使ってカバーメイクをしていだいても問題ありません。
Q.かさぶたが取れたあとはガーゼを外して、メイクしても大丈夫ですか?
A.かさぶたが剥がれたあと、赤みが強かったりヒリヒリしなければ、軟膏とガーゼは止めて今まで通りメイクして大丈夫です。ただし、強くこすったり触ったりするのは止めてください。また継続した紫外線ケアが必要です。
Q.かさぶたが取れたあとの診察は予約が必要ですか?
A.電話で再診の予約をお願いしています。 1回の再診料は¥1,000-になります。必要な方にはハイドロキノンのサンプルをお渡ししております。
Q.夏でもシミ取りレーザーは行っていますか?
A.申し訳ありませんが、当院ではおおよそ10~3月末までの紫外線の弱い時期のみ施術させていただいています。 フォトフェイシャルは1年中施術できます。
Q. シミ取りレーザー後どれくらいしたらフォトフェイシャルやピーリングはできますか?
A. 早い方で3週間程度でシミ取りレーザー後の炎症後色素沈着が出てきます。その頃からフォトフェイシャルやピーリングは可能です。
Q. シミ取りレーザー後の色素沈着が気になります?
A. シミ取りレーザー後の炎症後色素沈着は、日本人の半数程度に出現します。数か月から半年程度で、もとのシミの8割程度の薄さまで落ち着いてきます。早く改善したいかたには、ハイドロキノンクリームフォトフェイシャルもお薦めです。
”しわ、たるみについて
Q.しわ、たるみの治療は行っていますか?
A.当院では法令線や眉間、目尻のしわに対するヒアルロン酸/コラーゲン注入、ボトックス注射の施術は行っていません。しわ、たるみ治療については美容外科の受診をお薦めしています。
”ケミカルピーリングについて
Q.治療は痛くありませんか?
A.治療中は暖かい感じや、微かにチカチカした感じが続きます。ピーリング剤を洗い流すとピリピリした軽い刺激がありますが、ヒリヒリ感が取れるまですすぎ、その後にイオン導入をしながら冷却することでほとんど症状は取れます。
Q.何回受診するのが最適ですか?ペースは?
A.約1ヵ月の間隔をあけて8回程度の治療を繰り返すのが理想的です。
ダーマペンについて
Q.どのくらいの頻度で治療を行いますか?
A.治療間隔は4〜8週間に1回のペースです。1クールは3〜5回が一般的です。
Q.禁忌はありますか?
A.妊娠中、授乳中、酒さ、重症度の高い痤瘡、イボ、ヘルペスなどの感染症、強皮症などの膠原病、皮膚癌、血液の止まりにくい病気や内服をされている方、免疫を抑える治療をされている方、金属アレルギー、麻酔アレルギーなど
Q.治療後のケア(ダウンタイム)
A.治療直後にイオン導入を行い鎮静をします。
治療の程度により、赤み、内出血、腫れやひりつきが生じることがありますが、ほとんどの場合、数日で消失します。
長い方でも1週間程度で消失します。
治療後12時間はメイクや洗顔をしないでください。
ヴェルヴェットスキン、ダーマペン+ウーバーピールについて
Q.どのくらいの頻度で治療を行いますか?
A.治療間隔は4〜8週間おきに3〜5回程度の施術を推奨しますが、それ以上続けて頂いても構いません。
Q.施術が受けられない方はいますか?
A.妊娠中、授乳中、酒さ、重症度の高い痤瘡、湿疹・皮膚炎など皮膚に炎症が起きている方、イボ、ヘルペスなどの感染症、強皮症などの膠原病、皮膚癌、血液の止まりにくい病気や内服をされている方、免疫を抑える治療をされている方、金属アレルギー、麻酔アレルギー、使用薬剤にアレルギーがある方など
またトレチノインを使用されている方は、施術の2週間前から休薬してください。
Q.治療後のケア(ダウンタイム)
A.治療直後にイオン導入を行い鎮静をします。
治療の程度により、赤み、内出血、腫れやひりつきが生じることがありますが、ほとんどの場合、数日で消失します。
長い方でも1週間程度で消失します。
治療後12時間はメイクや洗顔をしないでください。
炭酸ガスレーザーについて
Q.治療後のケア(ダウンタイム)
A.治療後は皮膚がすり傷のような状態になりますので、皮膚の再生を促すためにキズパワーパットなどによる保護が4週間必要になる場合もあります。保護を行わないと瘢痕化によるケロイドや再生不良による陥凹が残ることがあります。
また組織の良悪性の判断は出来ません。
※場所や大きさなどにより手術をお勧めすることもあります。また、形成外科をご紹介させていただく場合もありますのでご了承の程よろしくお願い致します。
【ホクロ治療後のご案内】
・当日は、傷やキズパワーパッドが濡れないようにお気をつけ下さい。
・2日目以降は、入浴や洗顔の最後でキズパワーパッドを取り、やさしく石けんで洗って下さい。
※(4週間スキンケア後、朝夕2回軟膏を外用後にキスパワーパッドを貼って下さい。メイクは処置部以外、通常通り行って問題ありません。)
・次は、2〜4週間後に電話予約しホクロ取り後診察受診して下さい。
肝斑トーニングについて
アフターケアはほぼ不要ですが、6回程度反復しないと効果が出にくく、逆に肝斑が増悪したり、色が抜けてしまう可能性もあります。
肝斑レーザー中止により再発する可能性がありますので、有効な場合は数か月ごとにメンテナンスで照射されていただく場合もあります。
また、効果が出にくい場合、他の美容治療や当院にはないレーザーでの治療をお勧めさせていただく可能性もあります。
”プラセンタ注射”について
Q.プラセンタの注射液はヒトプラセンタですか?
A.プラセンタの注射液は、日本国内の健康な女性の胎盤から抽出したエキスを原料として作られたヒト由来のプラセンタを使用しております。 そのため、ヒト胎盤を原料としていることに由来する感染症伝播を防止するための安全対策が講じられているものの、リスクを完全に排除否定することは出来ません。疾病の治療上の必要性を十分に検討の上同意が得られた場合「メルスモン」「ラエンネック」の2種類のうちから、お選びいただけます。 また、一度でもプラセンタ注射をした場合は、今後一切献血、輸血、臓器提供に制限がかかります。輸血を受けることは可能です。
Q.注射後入浴・運動・飲酒はできますか?
A.注射当日は普段通りの生活で結構です。入浴・運動・飲酒など問題ありません。
Q.注射痕が内出血になりました?
A.徐々に黄色っぽくなり1〜2週間で吸収されますので問題ありません。
Q.注射の痕を揉んだ方がいいですか?
A.揉まない方が効果が長時間持続(1アンプルで3~7日程度)しますので、医師の指示がない場合は揉まないでください。ただし持続性よりも即効性を望まれる患者さまの場合は、揉んでも問題ありませんので、短い間隔で再度プラセンタ注射をされるといいでしょう。
Q.注射とサプリメントの違いは?
A.注射はサプリメントに比べ、即効性に優れています。しかし、効果持続時間には限りがありますので、定期的に通院する必要があります。サプリメントは毎日服用を続けることで効果が現れやすくなるそうです。
Q.プラセンタ注射長くやっていると効きにくくなりますか?
A.プラセンタには耐性やリバウンドはありません。しばらく通院間隔が空いてから来院されると再度プラセンタ注射の効果を実感されたという方が多いので、通院を継続していると効果が持続しているものと考えます。
”美容院内製剤・ドクターズコスメ”について
Q.通信販売はしていますか?
A.通信販売はしておりません。
ドクターズコスメは購入したい化粧品が決まっている場合は、当院に直接来院していただければ診察しなくても購入することが出来ます。(空箱を持参していただくか、メーカー名と製品名を紙に書いてきていただけるとスムーズに購入できます)
ただし、ハイドロキノンや海外輸入のヘリオケア、パントガール、まつ毛美容液ルミガン、ガウディスキンなどは初回購入時のみ美容皮膚科の診察を受けたうえでの購入が必要です。
会計は診察患者さまも含めての順番になりますので、待ち時間が長くかかる場合もあります。お時間に余裕があるときにご来院ください。
化粧品購入の相談の場合も、電話での美容皮膚科外来の診察予約が必要になります。保険診療適応外のカウンセリングは、初診料3,000円、再診料1,000円が別途かかります。 (最後のカウンセリングより2年以上期間があいた場合は初診料が再度必要となりますのでご了承ください。)